HOKKAIDO WILDLIFE LABORATORY
付属 北海道熊研究所
Hokkaido Bear Laboratory
併設 北海道熊研究会事務局
Hokkaido Bear Research Association
所長:門崎允昭(農学博士、獣医学修士)
KADOSAKI MASAAKI
e-mail: kadosaki@pop21.odn.ne.jp
電話・FAX:011−892−1057
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所在地: 〒004-0022 北海道札幌市厚別区厚別南3丁目8番22号
2023年9月30日発行-北海道のヒグマ問題 |
ヒグマ大全 |
羆の実像 |
所長による新書 | 出合った若ヒグマと老ヒグマ | 若ヒグマと老ヒグマの挨拶の瞬間 |
母の胸元でくつろぐ子グマ | 突然寄ってきたヒグマ | 看板に背こすりするヒグマ |
人の接近に不快感を示すヒグマ | 吠えるヒグマ | 突進してくるヒグマ |
Mission of the Laboratory (English)
<無知な研究者は羆を殺す事を主張していますが、北海道では、もう、羆を殺す時代では無いのです>
「北海道の羆(ひぐま)問題を考える会」は、 2023年7月18日に札幌市長へ
「 南区における母熊捕獲並びに子熊の誘引捕獲射殺予定に対する公開 質問状」を提出、
その回答を同年7月31日付で「 札幌市環境局環境都市推進部環境共生担当課 」から受け取りました。
その後、 その回答に対する声明文を同年9月11日に札幌市へ提出し、
それに対して10月31日付で札幌市より回答を受け取りました。
2023年7月 札幌市長への公開質問状内容 |
2023年7月 公開質問状に対する札幌市の回答内容 |
2023年9月 公開質問状に対する声明文 |
2023年10月 声明文に対する回答 |
(1) 羆の恒常的生息圏と人の専用生活圏が、 地理的に確然と分離したのは、私(門ア允昭)の調査では 1965 年頃ですが、以来、人里や市街に出て来た羆が、 人を襲ったり威嚇した事例は、人が羆を興奮させた場合の一例 ( 2021 年 6 月 18 日の札幌市東区での場合) を除き他には無いのです。
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(2) 要するに、羆の行動には、必ず「目的、理由」があり、 行動の実施に当っては、「行動規範」に基づいて行動するのです。 で、人里や市街地に出て来た羆は「人を襲わない事」を、行動規範に して行動しているのです。
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(3) 人里や市街地、農地、放牧地等への、羆の出没・被害の予防は、電気柵を適切に張ることで、完全に予防し得るのです。公共事業で行う。
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(4) それから、羆の生息地に人が入って、羆に襲われる事故も、 「ホイスルと鉈」を携帯し、それを適切に、用いることで、事故の予防と死亡事故は、予防し得るのです。 |
星印★をクリックして記事を見て下さい ★「北海道熊研究会」の活動目的★北海道熊研究会報の閲覧
2024年8月北海道熊研究会会報第128号
2024年6月北海道熊研究会会報第127号
2024年5月北海道熊研究会会報第126号
2024年3月北海道熊研究会会報第125号
2023年11月北海道熊研究会会報第124号
2023年11月北海道熊研究会会報第123号
2023年10月北海道熊研究会会報第122号
2023年9月北海道熊研究会会報第121号
2023年8月北海道熊研究会会報第120号
2023年4月北海道熊研究会会報第119号
2023年3月北海道熊研究会会報第118号
既報の一覧(閲覧出来ます)
★私の歴史(北海道新聞 夕刊)
2014年8月18日から、13回連日掲載
★北海道のヒグマの実像
熊類とは、その進化史、そして、熊類と共存するための方策
★北海道知事への熊問題に関する申し入れ(要望)★札幌市市長へ提言書提出「札幌市で人と熊が共存するための提言」
羆 U. arctosによる人身事件の概要一覧(1970年~2016年)
★今(6月下旬〜)、札幌市の盤渓・石山・常磐に出て居る熊はどんな熊か
(2012年7月12日記)
★札幌市に適切な熊対策を望む
(2012年7月17日記) ★2012年8月30日から9月4日の間、札幌市川沿地区と真駒内地区に出没した
1歳7ケ月令の若熊の出没地とそのおよその時刻
★またしても、愚かな札幌市の熊対策
(2012年4月21日記)
★日本熊森協会 2011年総会 記念講演(全文)5月1日尼崎市★熊が棲息している地域で、
熊を殺さないで、
野生で熊を残すことについての私の理念
★鹿の害獣視と、数年毎に特定の獣を害獣視する研究者なる集団
COP2010 Nagoya (Bear International Symposium) 16 October 2010 |
所長による新しい著書 New Bookアイヌ民族と羆 |
野生動物調査痕跡学図鑑 |
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ヒグマが人を襲う原因と対策(2008年5月)
ツキノワグマにも共通して当てはまる
アライグマ(2008年4月)
かつて北海道には生息してなかったアライグマについて考える
コウモリの語義について(2007年3月)
コウモリの語義と語源(編集未完)
北海道での最近の熊騒動2件について(2006年10月)
北海道浜中町・北海道北広島市(2006年9月10月)における熊騒動
世界自然遺産指定の知床で、2005年に32頭の熊が殺されているのご存じですか。(2006年9月)
熊と人との共存を真剣に考えよう
間違いがひとり歩きする(2006年9月)
もし、熊に遭ったら、どうする!本当の熊対策
「財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構」からの依頼による講演テキスト(2005年8月)
アイヌとヒグマ
「財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構」からの依頼による講演テキスト(2005年8月)
アイヌとトリカブト
ヒグマとツキノワグマの違い一覧表(2005年8月)
ヒグマとツキノワグマの違い
国有林野事業での「安全管理」としての羆による「人身事故対策」(2005年4月)
林業と羆
「植生が豊か」とは何か?「人と動物共存へ豊かな森づくり」(2004年12月)
自然を育む森林づくり
道のヒグマ研究者のヒグマに対する知識は素人以下(2004年9月)
襲い来るヒグマに無抵抗(死んだ振り?)を臆面もなく奨励
「世界自然遺産」候補地の「北海道の知床」で熊の駆除!!!(2004年7月)
知床五湖でのヒグマ駆除は言語道断
今一度、熊の生き様について考えてみませんか(2003年6月:2004年12月更新)
熊について、本当のことをご存じですか
共存のために今すべきこと[北海道新聞社からの依頼](2001年11月)
疑問だらけのヒグマ対策
【2002年12月画像版追加】
概要 Outline |
北海道の野生動物に関する調査・研究を行う施設
また、北海道に生息する野生動物と人間との望ましい共存策についても、一般の方々に正しく理解していただくよう努力しています。 |
活動 Business |
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所長による主な著書 |
Books |
ヒグマ( 北海道新聞社)総頁数377ページ、314項目を詳述 1890円
ヒグマの総合事典−人身事故の防止策もヒグマを野生で生かし続ける方策もすでに確立しており、北海道の原生自然の元締めであるヒグマと人との共存策を具体的に記述した。進化史、分布と生息数の変遷、生態やアイヌ民族との関わりなど、その畏敬すべき獣の生き様を総合的に描く。人間との共存、理想的な自然環境保全を訴える科学啓蒙書。
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野生動物痕跡学事典( 北海道出版企画センター) 総頁数303ページ 3090円 野生動物の生活痕から種の判別に迫る異色の実用鑑定事典。見る生態、わかる鑑定をめざし、ライフワークの三十年にわたる貴重な野生動物の生活痕調査・研究の集大成。
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アイヌの矢毒−トリカブト( 北海道出版企画センター) 総頁数150ページ 2300円 |
これまで、皆無だったアイヌの毒矢としてのトリカブトに関する研究のすべてを詳述し、合わせて「トリカブト」の植物学的な面と漢方としての利用などを一冊にまとめた「トリカブト」に関する総合書。
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問い合わせ Contact 所在地:北海道札幌市厚別区厚別南3丁目8番22号電話 ・ FAX:011−892−1057 e-mail:kadosaki@pop21.odn.ne.jp |
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