ヒグマとツキノワグマの違い |
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羆=罷熊 ヒグマ(北海道) |
月輪熊 ツキノワグマ(本州〜九州) |
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学 名 |
Ursus arctos |
Ursus thibetanus |
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乳 頭 式 |
胸
上腹 下腹(鼠径部) |
2対+ 0+ 1対→(3対)6個 or |
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2対 + 0 + 1対 → (3対)6個 |
2対+
1+ 0対→(3対)6個 |
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頚部や前胸の白毛 |
あるものもいる(10%はある) |
多くの個体にあるが、ないものもいる(90%はある) |
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樹 登 り |
4〜5歳以下はよく登る |
老獣でも登る |
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(体が大きくなると登らない) |
(体が大きくなっても登る) |
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好 む 気 候 |
冷涼地 |
温暖地 |
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体長、体重(最大級) |
♂ 2.4m、400kg |
♂ 1.5m、120kg |
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♀ 1.9m、160kg |
♀ 1.3m、90kg |
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両種の形態差 |
手の前半部のみ裸皮(毛が無い) |
手の全面(手根まで)が裸皮(毛が無い) |
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上下の最奥歯の最大幅の位置が前位部 |
上下の最奥歯の最大幅の位置が中位部 |
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種としての出現年代 |
90〜50万年前(冷涼地、アジア大陸) |
200〜150万年前(温暖地、アジア大陸) |
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日本への渡来時期 |
(本州〜九州) ミンデルン氷期 50万〜40万年前 |
(本州〜九州)ミンデルン氷期とリス氷期に渡来した |
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リス氷期 20万〜13万年前 |
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(北海道、南千島)ウルム氷期 7万年前〜1.2万年前 |
(北海道)来なかった |
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冬 ご も り 穴 |
(土穴) |
(多様である) |
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自分で掘った穴 or 他の熊が造った穴を使う |
自然に出来た穴(折れた幹の上から入る樹洞、倒木 |
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早くて11月下旬、12月には入る |
の隙間、岩穴、張り根の間) |
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穴出は3月下旬〜4月末 |
自分で土穴を掘ることは少ないが、掘ることもある |
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穴入、穴出はヒグマと同じ |
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子 の 数 |
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2子が多い(70%は2子) |
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単子(51.3%)、2子(47%)、3子(1.7%) |
(白神山地の東、2/3が2子、1/3が1子) |
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(西では殆ど2子、3子は極稀である) |
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子を養育する期間 |
満1歳過ぎないし2歳過ぎの5月〜8月に母子は別れる |
ヒグマと同じ |
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発 情 期 |
5月下旬〜7月上旬 |
ヒグマと同じ |
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出 産 期 |
1月〜2月(初産は満4歳) |
1月〜2月(初産は満4歳) |
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妊 娠 期 間 |
8ヶ月間 |
8ヶ月間 |
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食 性 |
草類、木の実、アリ、ハチ、魚、獣、共喰い、作物 |
ヒグマと同じ |
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家畜、腐肉、幼虫(コガネムシ他) |
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